当店では、タイヤ組替えの安心安全施工を徹底しています。
タイヤの組替え(いわゆるタイヤ交換)の作業は単純に見えて実は工程が多いのです!また、注意点も多々あります。
安心安全を確保するため、タイヤ組替(交換)工程ごとの確認事項は下記の通りです。
これらの工程を実施するため、当店では1台(4本)当たり1時間〜2時間程度時間がかかります。

 1 ホイールナットを緩める際に、ナット、ボルトを痛めないよう、アルミホイールを傷つけないよういきなりインパクトレンチを使用しない。ある程度緩めたら、電動工具でナットを外します。
 2 タイヤをホイールから外す際、レバーとホールの間には必ず緩衝材(リムガードなど)を当てる。
 3 リム部のタイヤカスを除去する(強力に付着している場合完全に除去できない場合があります)
  ※タイヤとホイールが密着するリム部にはタイヤのゴムカスが付着しています。これを除去(清掃)することでビード部とリムの密着性が高まり、空気漏れのリスクを軽減できます。清掃時にはリム部に傷がつかないように注意します。
  ※金属製のブラシを使えば、ゴムカスは容易に除去できますが、アルミホイールは傷がつきやすく、傷がつくと空気もれの原因になるため、傷がつかない程度の除去作業になります。
 4 旧バランスウエイトは全て外します。
 5 ゴムバルブを交換します
   ※タイヤと同じように空気の入口のバルブもゴム製品なので劣化していきます。タイヤ交換時にはゴムバルブは交換した方がいいです。バルブ製造メーカーのホームページには、タイヤ交換の際には必ずゴムバルブを交換するよう要請しています。
 6 タイヤをホイールに組み込む際、ビードが均等に上がっているか確認します。
 7 空気充填後、バルブ部、リム部に石鹸水を噴霧し、空気漏れがないか確認します。
 8 ハブボルトに異常がないかチェックします。
 9 ホイールナットは各車の指定トルクで締結します。インパクトレンチは使用しません。
   ※トヨタ車の純正ホイールナットは、平座のため、ホイールボルトの芯に合わせることなくいきなりインパクトレンチを使うと、ホイールの破損に繋がるため特に慎重に施工します。

  上記の確認事項は、基本的なことですが、基本をしっかり施工し、安心安全に努めます。